LoRaWAN Gateway を購入!

脱サラしてから密かにIoTの試作機を作っています。
いろいろ試した結果、IoTの通信方法にはLoRaWANが最適との判断に至りました。

LoRaWANの特徴をあげるとこんな感じです。
【利点】
  • デバイスとGateway(基地局)との通信費用が発生しない(無線LANみたいなもの)
  • Gatewayの設置に免許が必要ない
  • 極めて消費電力が低い
  • 数キロ先まで通信できる
【欠点】
  • 自前でGateway(基地局)を用意する必要がある
  • 自前でネットワークサーバを用意する必要がある
  • デバイスの通信を無差別に受け取る(つまり、他人のデバイスの通信も受け取る)
※ ネットワークサーバはThe Things Network(TTN)を使用すれば自前で用意する必要は無いです

さて、本題のGatewayですが、購入したのはDragino社の「LPS8-JP」です。
LPS8」を基に技適を取得した日本用モデルですね。
Draginoダイレクトショップ」で購入し、お値段は29,970円(本体28,380円+送料1,590円)でした。

開封してからの第一印象は「想像以上に小さい」ということです。
8ch対応なのに、検証用に購入した1chの「LG01-P」とほとんど同じ大きさです!!
左が「LPS8-JP」、右が「LG01-P」

それでは、TTNへ接続しましょう!!

① LPS8-JPのゲートウェイIDを確認

LPS8-JPには最初からゲートウェイIDが登録済みなので、LPS8-JPの管理画面から確認します。
※ 日本語に機械翻訳しています

② TTNでゲートウェイを登録

TTNの管理コンソールからゲートウェイを登録します。
「レガシーパケットフォワーダーを使用しています」にチェックを入れ、「ゲートウェイEUI」にLPS8-JPのゲートウェイIDを入力します。
周波数計画は「アジア 920-923MHz」、ルーターは「ttn-router-asia-se」を選択します。
※ 日本語に機械翻訳しています

LPS8-JPのゲートウェイを設定

再びLPS8-JPの管理画面を開き、LoRaゲートウェイ設定画面からゲートウェイの設定をします。
サーバーアドレスと周波数計画はTTNで選択したのと同じものを選択する。
※ 日本語に機械翻訳しています

TTNから接続確認

問題が無ければゲートウェイのステータスが「接続済」になっています。
※ 日本語に機械翻訳しています

あとがき

LoRaWANは免許不要でGatewayを設置できますが、設置する機器は技適を取得している必要があります。
いろいろ調べましたが、技適を取得しているGatewayは実質的に「LPS8-JP」のみだと思います。
※ オープンウェーブ社も技適を取得したGatewayを販売しているようですが、これはTTNではなくオープンウェーブ社が用意した有償のネットワークサーバを利用することになります。

問題は28,380円という価格に納得できるかだと思います。
ちなみに、「LPS8-JP」の基になっている「LPS8」は98ドル前後です。
もちろん、私は納得したから購入したのです。
自分で技適を取得して中国から輸入する費用を考えれば、28,380円は凄く良心的な値段だと考えるべき!!

ただし、自前で2AのACアダプターを用意する必要があるので、そこだけは注意する必要があります。
この製品の電源はUSB Type-Cのみです。
ケーブルは付属しますが、ACアダプターは付属しません。
私は過去に購入したスマートフォンのACアダプターを流用しました。
ZenFone Max M2に付属したACアダプター

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